2016年4月21日

ライの町外れ

2016年4月17日(日)

ライ (Rye) に住む義父を訪ねた日曜日。夫と二人で2時間ほど散歩に出かけました。「中世の古い町並みが残るかわいらしい田舎町」として日本人観光客にも人気のあるライですが、この記事では「単なる田舎(←失礼!)」のライをご紹介。


木のてっぺん近くに見えるのは、ミヤマガラス (rook) の巣。カラスは一般的に集団で行動することが多いようですが、ミヤマガラスはその傾向がさらに強く、一本の木に数つがいが巣を作って集団営巣地 (rookery) を形成するそうです。


「あら、かわいい草葺屋根のお家が! でも、アンテナと車が邪魔ね」なんて言ってはいけません。住んでいらっしゃるのは現代人ですから。中に入ったら、壁掛け液晶ワイドテレビやシステムキッチンがあるに違いありません(←何言ってるんだか・・・)。


視界のいい日で、風力タービンがはっきり見えました。


立派な角を持ったヒツジたち。今まで見たことがない種類だったので、少し調べてみました。イギリスの「National Sheep Association」 のウェブサイトに載っているヒツジは75種類。そんなにいることにも驚きました(興味のある方は「Sheep Breeds」のページをどうぞ)。私たちが見た限り、「Dorset Horn & Poll Dorset」 というヒツジがいちばん似ているように思いました。


そして、春は子羊の季節。あどけない様子を見ていると、自然に頬がゆるみます。


ウサギもたくさん見かけましたが、かろうじて写真に撮れたのは、この一羽だけです。

最高気温が10℃前後で、まだまだ肌寒い中での散歩でしたが、気分はほっこり温かくなりました。

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