2016年4月23日(土)
春は生まれて間もない子ヒツジの愛くるしい姿がたくさん見られる季節。それを目当てにウォーキングに出かけました。イックルシャム (Icklesham) とウィンチェルシー (Winchelsea) の間を、往路と復路はルートを変えて歩きました。
バスでイックルシャムに着いたのがお昼時。村の教会の外に置かれたベンチで、持参したサンドイッチを食べました。前にも書いたことがありますが、墓地を眺めながらお弁当を食べていると、文化の違いを感じます。この日は最高気温が8~9℃という寒い日だったので、食べ終わるとさっそく歩き始めました。
「いる、いる!」 元気に跳ね回っている子羊たちを見て私は大興奮。でも、近寄ると怖がってすぐに逃げてしまうので、なかなか写真が撮れません。右側の写真は、落ちていた子羊の尻尾です。大きさの比較のために夫の足が入っています(すみません)。夫の話では、子羊が生まれた時に尻尾にこうして輪ゴムをかけておくと、成長するにつれて締めつけられ、血液が届かなくなって自然に落ちるそうです。尻尾があると糞で汚れてしまったり、虫が付きやすくなったりするという衛生上の理由でこういう処置をするのだとか。
カメラを向けると、お母さんたちは黙々と食事を続けるのですが、子どもたちは「なに、なに?」と興味津々の様子で、こちらをじっと見ています。
右側の写真は、3匹の子羊に授乳するお母さん。人間には到底できない技(笑)ですね。
この日いちばん愛想がよかった(?)のが、この双子。私が相当近づいても、逃げずにカメラを注視していました。私たちが立ち去った後も、私たちが歩いていく方向にずっと目を向けていました。なんだか見送ってもらったような気分。
ウィンチェルシーではオープン・ガーデンの催しが行われていて、村の公民館に喫茶コーナーが設けられていました。夫はこれを事前に知っていて、ケーキと紅茶で休憩するのをウォーキングの予定に組み込んでくれていました(←おぬし、なかなかやるな)。
ラズベリーを使ったケーキを食べて幸せになったところで、イックルシャムに戻っていきます。この記事の冒頭の写真は、その復路で撮ったものです。
左側の写真に写っている4匹の子羊。3匹はこのお母さんの子どもなのですが、よその子が1匹交じっています。「君、君、それ君のお母さんじゃないよ!」 右側の写真の双子は、お互い寄り添うようにして座っている姿がたまらなくかわいらしい。
イックルシャムに着く直前に小雨が降り始めました。いいタイミングで歩き終えることができてよかったです。
<おまけ>
ブルーベルも見かけました。
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旦那様の粋な計らいがいいですね。ラズベリーケーキがとてもいい感じです。
返信削除こういうのに釣られて、歩きに出かけるのかもしれません(笑)。ラズベリーケーキは切り分け方が大雑把で、大きさがまちまちだったのですが、いちばん大きいのを私にくれました。
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