2017年5月2日

再び旧王立海軍学校構内を散策

2017年4月25日(火)③


グリニッジ (Greenwich) 二日目の観光。テムズ川の下の歩行者用トンネルを往復した後、前日あいにくのお天気の下で訪ねた旧王立海軍学校を通って、グリニッジ公園へ行くことにしました。


グリニッジ観光案内所 (Greenwich Tourist Information Centre) が入っている建物の前には、女王エリザベス1世の寵臣として知られた探検家ウォルター・ラリー卿 (Sir Walter Raleigh, 1552-1618) の銅像。建物の壁の上部には英国海軍の歴史上の重要人物と思しき顔がずらりと並んでいました。


10人以上の彫像があったと思うのですが、私が名前を知っていたのはこちらのお三方のみ。左から、ドレーク卿 (Sir Francis Drake, 1543?-1596) 、クック船長 (Captain James Cook, 1728-1779) 、 ネルソン提督 (Vice Admiral Horatio Lord Nelson, 1758-1805) です。


精巧な装飾が施された建物の数々。建築に関して知識も興味もあまりない私ですが、その美しさにうっとりしました。


テムズ川に面した門を挟んで写真撮影。


旧王立海軍学校の前身である病院が建設される前、ここにはテューダー朝初代国王のヘンリー7世 (Henry VII, 1457-1509) が建てた宮殿があったそうで、右側の写真に写っているプレートには、ヘンリー8世 (Henry VIII, 1491-1547) と二人の娘メアリー1世 (Mary I, 1516-1558) 、エリザベス1世 (Elizabeth I, 1533-1603) がその宮殿で誕生したことが書かれています。「私たちが泊まったホテルの浴室のドアの年表にもきっと書かれていたんだろうなぁ」と思いました。


旧王立海軍学校の象徴ともいえるこの一対の建物は、撮っても撮っても撮り飽きませんね。前日とは違ってくっきり晴れた空を背景にすると、ますます美しさが際立つように感じられました。

そんなこんなで素通りができず、時間がどんどん経っていきます。そろそろグリニッジ公園に向かわなければ!

<関連記事>
旧王立海軍学校

グリニッジ関連記事

0 件のコメント:

コメントを投稿