2011年8月5日

ヘイスティングス・オールド・タウン路地ウォーク

2011年8月2日(火)

7月30日(土)~8月7日(日)に開催中の「ヘイスティングス・オールド・タウン・カーニバル・ウィーク (Hastings Old Town Carnival Week) 」で行われているたくさんのイベントの中の一つ、狭い路地を歩くガイドウォークに参加しました。料金は4ポンド、参加者は20名ほどでした。


「ウェスト・ヒル (West Hill) 」と「イースト・ヒル (East Hill) 」の二つの丘に挟まれているオールド・タウンの中心にある「ザ・ボーン (The Bourne) 」という通りは元々は川だったそうです。ここに町ができた当初は、川の両岸に家が並び、それぞれの家の背後の斜面は庭になっていました。やがて人口が増えて、新しい住居を建てなければならなくなると、川沿いの家主たちは自分の家の庭の土地を売ってお金をもうけました。斜面に家を建てると、そこへの通り道が必要になって、たくさんの路地ができたそうです。

こういう路地の呼び名は地方によって違うそうですが、サセックス (Sussex) 地方では「トゥウィッテン (twitten) 」という特有の言葉を使っています。


高低差のある場所で、階段状になっている路地は「キャット・クリープ (cat creep) 」と呼ばれているようです。写真を見ていただけばわかるように、それぞれの路地にきちんと名前がついています。


建物の中を通り抜けるかのような形で作られている路地もあります。ほとんどは公共の歩道なので、住人は騒音被害をこうむることもあるとか。

写真ではわかりにくいので、ある一本の路地を端から端まで撮った動画でお見せします。


約1時間半、坂道や階段を上がったり下りたりして、ふうふう言いながら歩きましたが、町の歴史や有名人の裏話なども聞けて、楽しいガイドウォークでした。

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