2011年8月7日

シップボーンからヤルディングまで

2011年8月6日(土)①


久しぶりのウォーキングらしいウォーキング。グリーンサンド・ウェイ (Greensand Way, 全長108マイル/173km) の一部、ケント (Kent) のシップボーン (Shipbourne) からヤルディング (Yalding) まで7.5マイル(12km)を歩きました。

交通の便があまりよくないので、朝早起きして午前7時半に家を出発。トンブリッジ (Tonbridge) 駅まで電車で行き、そこから便数の少ない222番のバスで15分ほどのシップボーンへ。バスのチケットを買う時に夫が「シップボーンまで」と言うと、運転手さんは一瞬怪訝な顔をした後「ああ、シボンだね。」と発音を直してくれました。この時まで知らなかったのですが、つづりにある「p」は発音しないそうです。そういえば、女優のオードリー・ヘプバーンとヘボン式ローマ字のヘボンの名前のつづりはどちらも 「Hepburn」 だったなぁ、などと関係があるのかないのかわからないようなことを思い出しました。(ちなみに、この日の目的地ヤルディングも、実際の発音は「ヨールディング」の方に近い感じです。)さて、午前9時半ごろにウォーキング開始です。


ケントは、果物やホップをたくさん生産していることから「イングランドの果樹・菜園 (The Garden of England) 」と呼ばれています。この日のウォーキングでも、豆・麦・りんご・ラズベリー・いちご・コブナッツ (cobnut) などの畑や果樹園を次々に見ながら歩きました。

ダンクス・グリーン (Dunk's Green) の辺りでは、なにかのイベントなのか古い型のオートバイに乗った人たちが走っていました。ゼッケンの番号を見ると、少なくとも270台は参加していたようです。

ハドロウ (Hadlow) でグリーンサンド・ウェイを少し離れて、ラベンダー専門の園芸店「ダウンデリー・ナーサリー (Downderry Nursery)」 に寄り道しました(記事はこちら)。


ルートに戻ってしばらく歩き、ウェスト・ペッカム (West Peckham) の聖ダンスタン教会で昼食休憩を取りました。教会の前にはクリケットができる広い芝生の広場、近くにはパブ、とイギリスの典型的な村の様相です。このあたりから天気が怪しくなりはじめ、ときどきパラパラと小雨が降りました。


私たちの持っていた地図には載っていなかったのですが、シカ園でもあるのか、フェンスの向こうには立派な角のシカたちがいました。


メドウェイ川 (River Medway) のハムステッド・ロック (Hampstead Lock) という水門では、ちょうど船が通るところを見かけました。この日の目的地ヤルディング駅は、ここからすぐです。午後4時過ぎに着いて、電車に乗って帰りました。

2 件のコメント:

  1. なんだか私の指摘以降、地名の表記にお気を遣わせてしまっているようでスミマセン!

    リンゴの成ってる様子は何度見ても本当にかわいいですね。それとずっと気になっていたのですが、Sparkyさん、いつもたくさん写真を撮っていらして、ウォーキングのグループから遅れてしまったりしませんか?私はいつも写真を撮り過ぎてダンナに嫌味を言われしまいます・・・

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  2. >おぎめぐさん
    日本語の文字では表せない音があったりするので、外国の地名表記は
    難しいですね。夫はこの Shipbourne の件がショック(?)だったのか、
    家に帰ってから何回も「シボン、シボン」とつぶやいていました。

    ロザー・ランブラーズはガンガン歩くので、写真を撮るとよく遅れて、
    走って追いつかないといけないときもあり、撮る写真の枚数も少なく
    なってしまいます。ヘイスティングス・ストローラーズは逆にすごく
    スローペースなので、ゆっくり写真が撮れます。夫と二人の時は
    気兼ねなくたくさん写真を撮ってしまい、後で半分以上削除する
    なんてこともあります。

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